プロにお願いをするという事

最近このような記事をよく目にします。






知り合いだから安く(無料で)してよ。


絵が上手だねー


イラスト描いてくれない?5~10分程度で気楽にちゃちゃっとやってくれないか ?


整骨院の先生?ちょっと肩揉んで見てくれない?






プロにお願いするという事は多少なりともお金を払ってサービスを受け取るという事です。


お花屋さんや酒屋さんなどはお金を払って対価として商品(サービス)購入します。


お金とお花、お酒と目に見えるものなのでわかりやすいです。




美容師さんは髪の毛を切る事で対価(お金)を貰います。

整骨院の先生はマッサージをする事で対価(お金)を貰います。

イラストレーターはイラストを描いて対価(お金)を貰います。

カメラマンは写真を撮って対価(お金)を貰います。


全部同じですね。




ただイラストレーターやカメラマンは先に書いたような依頼が来る事が非常に多いです。




そんな記事をよく見ます。

プロに仕事(のようなもの)を依頼することについての記事です。




それは何故起こるか。




一つはサービスが形としてあるものか、形として見えないもの(技術)なのかの違いはあります。


もう一つ大きな原因として、プロとアマチュアの境界線が曖昧という所です。








カメラマンになるにはどうすれば良いか。


とても簡単です。




名刺やSNSの自己紹介に私はカメラマンだと名乗れば

晴れて立派なカメラマンです。




美容師さんや整体師のように免許がカメラマンにはありません。

カメラマンと名乗ってお金をいただことがあればそれはプロカメラマンと言っても過言ではありません。


我々カメラマンが使うカメラは高額です。


・・・ですがアマチュアの方も同じものを持っています。


時にはアマチュアの人の方が良いカメラ、良いレンズを持っている時もあります。


※そんな人達のことをハイアマチュアと言います。そんな言葉が写真業界には存在します。



良いレンズで良いカメラがあれば割と上手い写真は撮れます。

それは間違い無いです。







めちゃくちゃ高い楽器を素人が触っても音は出ません。


ピアノなら鍵盤を叩けば音は出ますが演奏は出来ないでしょう。

その場合は入門用の楽器をプロが演奏した方がずっと綺麗です。


そこには技術が明確に見えます。


それがカメラの場合は

めちゃくちゃ高いカメラの性能(オートの)お陰で誰が撮っても綺麗に写真が撮れてしまいます。


便利な世の中です。


逆にデジタルカメラが出た当時の入門機のカメラでプロが撮ったとします。

カメラマンの技術は・・・不鮮明になってしまいます。





このように免許がないし誰でも機材があれば出来ると思われてしまうからだと思います。








改めましてプロの定義について簡潔にお話しします。



・技術を対価(お金)としている方です。

・それを本業、生業としている方です。



写真撮影をしてお金をいただいている方はたくさんいます。

ですがそれが本業では無い方も時にはおられます。


年々増加傾向にあります。



先にも書きました通り、カメラの性能の日進月歩によりカメラの技術や知識が無くてもそれっぽい写真が撮れる時代が来ているからです。


玄人から見ればその「なんちゃってカメラマン」だなこいつと見分けることはできますが・・・お客様の視点からすると満足度の問題なので綺麗に撮れていればそれで良いと思います。



技術が技術として見えるかは正直別問題です。

※現に自分のことをなんちゃってカメラマンだと言う人もいるかもしれません。独立した際は今思えばそうだったかもしれませんが流石に今言われたら・・・遺憾の意を表します。

過信ではなくそれなりに経験してきた事実を懇切丁寧に紹介しますので。

話逸れました。




ただこんな事例もあります。



せっかくプロに依頼したのに納得いかない時もあります。


これ本当にプロが撮ったの?という写真も稀に見掛けます・・・特に結婚式のカメラマンで。(詳しく書くのはまたの機会に)




話題を戻します。


良いカメラがあって良いレンズがある。だからちゃちゃっとシャッターを押して。

イラストレーターさんも絵が上手い人と言う認識で簡単(時間にして数分)に描いて。

残念ながら軽視されていまいがちです。。。



その依頼は立場を変えると


「お花屋(酒屋)さんなんだ。商品のお花(お酒)ちょっと頂戴」

「美容師さんなんだ、前髪切るのすぐ終わるでしょ?無料でお願い」




割と酷いお願いだと思いませんか。







確かにそれが友人や親戚の場合は勿論安くしてあげたい気持ちはあります。


今までお世話になったとかそういったバックボーンが・・・とかもありますがそれを向こうから言われると


費用を抑えたい「金額」>「技術」と受け取ってしまうかもしれません。




あなたの技術が必要です。


と煽てるとカメラマンの方からサービスしますよとなっていたかもしれません。


この辺は交渉術かもしれませんね笑。





また話は少し逸れました。


依頼する側(お客様)と依頼される側(技術を提供するカメラマン)のズレが問題です。



簡単にと言われても簡単に出来ないのがプロです。


不器用では無く自分がプロとしての一定水準、悪く言えば妥協点がアマチュアの方と違います。



適当にと言われ

本当に適当にスマホで撮ったら依頼する側は納得しないかと思います。



もう少しきちんと撮ってよとなると思います。

フィルムではなくデジタルなので無料(電気代というと極小ですが)だと勘違いされているからそう言うのかと思います。


※カメラには耐久シャッター数があります。

シャッター回数は大体10万~15万回です。1シャッター1円程度かもしれませんが塵も積もれば山となります。

多少なりとも技術が発生するという事は対価(お金)が発生するとい

う事です。




※だからと言って原価でお願いと言うのも話は違います。

原価はあくまでカメラのシャッター数、レンズですが技術の費用が無視されています。

依頼する側の要望とそれに対するサービスについて。








これも例え話で紹介します。






先ずは証明写真で例えます。


証明写真が必要になりました。

どうやって準備しますか?

それがバイトの履歴書用であれば証明写真機で500~1000円程度でいいと思います。



4年間使う学生証用

マイナンバーカード、パスポート用、会社の面接用・・・となるとどうでしょう。



・写真館で2000~3000円で撮る。

・メイク、ヘアーメイクをした上で撮る。


選択肢が変わると思います。




続けて・・・


髪の毛が長くなった




どうしましょう。

・自分で切る。→クオリティは保証できません。器用ならば良いですが。

・散髪屋に行く→安さとスピード重視です。自分で切るよりかはマシ?

・美容室に行く→この選択肢が一番多いかと。

・カリスマ美容師→お金ではなくクオリティ重視です。

選択肢は自由です。


同じですね。










今回の場合は

知り合いにカメラマンが、美容師がいるから無料で(安く)お願いする


ちょっと厚かましいと思いませんか。



それが「カットモデル(練習台)になるから」とか「ホームページや自分の作品用サンプルとして利用して良いから」・・・etc



と条件がお互いマッチすれば無料で(安く)出来るかもしれません。

あくまで条件がマッチすればです。・・・



練習だと思って

とか

経験になるから

とかは



「やりがい搾取」と言う逃げるは恥だが役に立つのドラマ内であった言葉になりますので


ご注意を。










まとめです。

写真撮影を依頼したいとします。


自分が求めるクオリティと予算に応じて依頼して頂けたらと思います。


私自身の撮影金額設定を高いと感じる方も値段相応、安いと感じる方はそれぞれです。



サービス内容についてもまた日を改めて紹介したいと思いますので引き続きご覧頂ければと思います。










最後の最後に





このブログでは

写真教室の内容も現状は無料で公開しております。


本来はお金を払って頂いて受講する内容がなぜ無料なのか。



発表の場の練習、資料の作成 今後の自分にもプラスになると思っているからです。


このブログで写真を撮るのがうまくなればプロに依頼しなくても大丈夫になるかもしれません。


講師の立場としては嬉しいですがプロの立場からすると悲しいです笑。


皆様に負けないよう全力で精進しますのでご期待ください。


その上で納得していただいた方に写真を依頼してもらえばハッピーです。

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websiteを閲覧いただきありがとうございます。 初投稿は簡単に自己紹介、当サイトの内容について記載したいと思います。 ・自己紹介 田中圭祐 2011年大阪芸術大学写真学科卒業後、同学科研究室にて勤務。 3年間の任期終了後に独立、2015年2月、studio220を設立。 婚礼、(イベント撮影)、広告撮影、建築写真撮影等をする傍らオリンパスフォトチューターとして初心者向けの講座を担当する他、写真