カメラには絞り シャッター速度 ISO感度の3つの設定値があります。
写真はこの3つが無いと成り立ちません。
昔はフィルムを、今は撮像素子に光が当たる事で写真が生まれます。
その光がどのように当たるか。
絞り 光が入る窓の大きさの量
シャッター速度 光が入る時間の量
ISO感度 光が入る敏感度の量
この3つの組み合わせによって光がどのように当たったかで写真の明るさと写り方が変わります。
組み合わせが変わるとどうなるか、どう写るか、どう感じるか、どのような印象を与えるか。
今回はその構造の2つ目、「シャッター速度」についてお話ししていきます。
シャッター速度とはどんな部分?
先程も記載しましたが撮像素子に光を取り入れる時間の長さを制御する部分です。
光を取り込む時間の量を変えることで明るく、暗く写ります。
シャッター速度はカメラのボディについてます。
なのでカメラ種類によって光を取り入れる能力は多少変わりますが基本的にはどのカメラも同じです。
写真用語として
シャッター速度はSS値とも呼ばれます。
(シャッタースピードの頭文字から)
カメラ内の表記には分母だけで表記されている機種が多いです。
1/60→60 1/1000→1000
1秒以上は1"とダブルクォーテーション表記等
変更時、は数字を速くする、遅くすると言います。
表記
露出、段については次回
間の数字も同じく次回
呼び方として長い⇄短い、遅い ⇄速いと呼ばれます。
ss値の数字が長い(遅い)、
ss値が数字が短い(速い)
こちらも絞りの時と同様、大きい⇄小さいとも呼ばれます。
これは
ss値の数字が長いのは光を取り込む量が大きい
ss値の数字は短いのは光を取り込む量が小さい
と言う意味です。
絞りは小さい大きいで表現してしまうのがややこしい原因ですね。
光の取り込む時間が長いのは遅い
光の取り込む時間が短いのは速い
一瞬で開いて一瞬で閉まるのは速い、開閉時間は短い
イメージして貰えたらと思います。
こんな部分
光を取り込む時間の量を変えることで動感が変わります。
先に書いた左手側 右手側
動いてるものが動いて撮れる
動いてるものが止まって撮れる
動感の表現
見てみましょう。
1/8000
1/4000
1/2000
1/1000
1/500
1/250
1/125
1/60
1/30
1/15
1/8
1/4
1/2
スライドショーでも(右にクリックして下さい。)
シャッター速度を変えれば変わる程どうでしたでしょうか。
水の流れが線か点か変わったと思います。
シャッター速度を変更する事で動感表現が変わります。
今回も単純に
速くすれば被写体の動きは止まるでオッケーです。
まとめ
今回もどう使うかを簡単に紹介します。
ブランコに乗っている女の子を撮影したいと思います。
ブランコに乗っている女の子の表情が撮りたいのであれば→速いシャッタースピード
ブランコに乗っている女の子の躍動感が撮りたいのであれば→遅いシャッタースピード
撮りたい物に応じて変更してみましょう。
次回はISO感度です。
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